長野県松本市にある松本城は、天守をはじめとする建造物が国宝に指定されています。現存12天守のひとつに数えられる、歴史的価値の高い貴重な城です。
1504年(永正元年)に小笠原氏によって築かれた深志城が、松本城の前身とされています。1582年(天正10年)に松本城と改称され、その後1590年(天正18年)、徳川家康(とくがわいえやす)の関東移封に伴い、小笠原氏に代わって石川数正(いしかわかずまさ)が入城しました。数正とその子・康長(やすなが)により、天守や櫓、石垣の整備に加え、城下町の基盤づくりが進められ、現在の松本城の姿が形づくられました。
国宝に指定されているのは、天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の五棟で、これらが連結した複雑な構造は大きな見どころです。中でも姫路城とともに国内にわずか2基しか現存していない五重六階の天守は、非常に貴重な存在です。
なお、黒い外観から「烏城(からすじょう)」と呼ばれることがありますが、松本市教育委員会松本城管理事務所は、この呼称は歴史的文献に基づかないものとする見解を示しています。
北アルプスを背景に黒と白のコントラストが美しく映える松本城は、水堀に映る姿とあわせて四季折々に魅力的な景観を見せてくれる、人気の観光スポットです。
| 番号 | 日本100名城 29(日本100名城について) |
|---|---|
| 名称 | 松本城(まつもとじょう) 別名:深志城(ふかしじょう) |
| 築城年 | 1593~1594年(文禄2~3年) |
| 築城者 | 石川数正・康長 |
| 主な城主 | 石川氏、小笠原氏、戸田(松平)氏、松平(越前)氏、堀田氏、水野氏 |
| 住所 | 〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1 |
| 電話 | 0263-32-2902(松本城管理事務所) |
| アクセス・スタンプ設置場所 | <電車> JR篠ノ井線 松本駅からバス(ダウンニーカー北コース)で松本城黒門下車、徒歩約3分。 <車> 長野自動車道「松本」ICから車で約20分 開城時間:8:30~17:00(最終入場16:30)、ゴールデンウィーク・夏季期間中は8:00~18:00(最終入場17:30)、正月三が日は10:00~15:30(最終入城15:00) 休日:年末(12月29日~31日) 観覧料(松本城天守入場を含む有料区域内):大人1200円、小中学生400円 駐車場:有料(市営松本城大手門駐車場、市営開智駐車場) ◆日本100名城スタンプ設置場所 ・松本城管理事務所 ※掲載情報は2026年4月現在 ※スタンプ設置場所や営業時間は下記サイトなどで最新情報をご確認ください。設置場所の変更情報はこちらを参照ください。 |
| HP | ・松本城公式サイト |
※地図のピン位置はシステムで自動取得しているため誤差が生じる場合があります。