長崎県平戸市にある平戸城(ひらどじょう)は、別名亀岡城(かめおかじょう)とも呼ばれます。
平戸城は平戸瀬戸に突き出た標高約53mの亀岡山に築かれた平山城で、三方を海に囲まれた天然の要害という優れた立地が特徴です。江戸時代には、平戸藩を治めた松浦氏(まつらし)の居城として栄えました。
平戸城の始まりは、1599年(慶長4年)に初代藩主の松浦鎮信(まつら しげのぶ)がこの地に日之嶽城(ひのたけじょう)を築いたことにさかのぼります。しかし、幕府からの警戒を避けるため、一度自ら焼却したと伝えられています。その後、5代藩主の松浦棟(まつら たかし)が1704年(宝永元年)に本格的な築城を開始し、1718年(享保3年)に平戸城が完成しました。
平戸城は山鹿流(やまがりゅう)の築城術を取り入れ、複雑に折れ曲がる石垣や虎口(こぐち)など、防御を重視した構造が見どころです。もともと天守はなく、二の丸に建てられた乾櫓(いぬいやぐら)が天守の役割を果たしていました。現在の天守は1962年(昭和37年)に復元された三重五階の模擬天守です。
平戸城の天守からは平戸港や平戸大橋などの美しい景色を一望できます。平戸は古くから外国との交易における重要な航路上にあり、オランダやポルトガルなど海外の文化を取り入れながら発展してきました。周辺にはオランダ商館跡や平戸ザビエル記念教会など、異国情緒を感じられる観光スポットも点在しており、歴史散策と合わせて楽しむことができます。
| 番号 | 日本100名城 90(日本100名城について) |
|---|---|
| 名称 | 平戸城(ひらどじょう) 別名:亀岡城、日の岳城 |
| 築城年 | 1704年 |
| 築城者 | 松浦棟 |
| 主な城主 | 松浦氏 |
| 住所 | 〒859-5121 長崎県平戸市岩の上町1458 |
| 電話 | 0950-22-2201(平戸城指定管理者) |
| アクセス・スタンプ設置場所 | 松浦鉄道西九州線「たびら平戸口」から「西鉄バス平戸行き」で約10分「平戸市役所前」下車徒歩約5分 開館時間:(4月1日~9月30日)8:30~18:00、(10月1日~3月31日)8:30~17:00 入館料:大人520円、高校生310円、小中学生200円 駐車場:あり ◆日本100名城スタンプ設置場所 ・平戸城現天守閣 ※掲載情報は2026年7月現在 ※スタンプ設置場所や営業時間は下記サイトなどで最新情報をご確認ください。設置場所の変更情報はこちらを参照ください。 |
| HP |
・平戸城公式ウェブサイト
・平戸観光協会 |
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